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よく浪人はするべきか否かという議論が交わされているのを、耳にしたことがあるので、今回はそれについて考えてみたいと思います。
まずあきの立場を述べると、「浪人はできればしないほうがいいと思うが、浪人するのもそれほど悪くはないよ」、という立場です。
これは、なぜかといいますと、まず「浪人はできればしないほうがいい」という点は、年をとるし、回り道だし、お金かかるし、精神的苦痛は多いし、とメリットは少ないですね。ただデメリットばかりではないと思います。
「浪人するのもそれほど悪くはないよ」という点については、浪人をしたことによって得た人生観や価値観が結構好きだったりするからです。
浪人せずに大学に入ったあきと浪人をして大学に入ったあきは、おそらくだいぶ価値観や人生観が異なっていただろうな、と思います。もちろん浪人をせずに大学に入ったあきは存在していないので、どんな価値観や人生観を持っているかわかりません。でも少なくともあきは、今の自分の持っている価値観や人生観が自分で気に入っています。それが「それほど悪くはないよ」という言葉になるのです。
では、その価値観や人生観とはどんなものかといいますと、
@挫折することがそれほど怖くなくなった。
Aなんでもできそうな予感。
B苦痛が好きになった。
こう列挙すると、結構アブナイ人みたいな感じですが(笑)。決してそんなことはないので。って否定すれば余計あやしくなるなぁ。
@について、免疫ができたのでしょうか、人生について、なんとかなるだろうとデンと構えるようになりました。
Aについて、決してアブナイ発言ではありません(笑)。人生の道は、しっかりと本人が望めば、必ず開かれるのだと思えるようになったということです。
Bについて、これもかなりアブナイ(笑)。苦境に立たされる快感というのでしょうか。辛いことがしたくなる傾向にあります。よく言えば登山家みたいな感じ!?それともただのマゾ!?どっちにしろやっぱアブナイのかも。(誰か否定してくれ〜)
と、こんな感じの価値観、人生観があなたも浪人をすれば、もれなく!?得られます。
ここまで書いてきましたが、最初にも述べたように決して浪人をすることを勧めているわけではありません。
浪人生はいつかきっと今の苦痛から解放されるときが来て、浪人体験が笑い話にできるときがやってきます。そのときには、ひと回り大きくなった自分になっていると思いますよ。がんばってください。
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